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【お知らせ】HARIOミルのアンバサダーに就任

この度、HARIO株式会社から発売中の『スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー』のアンバサダーを務めさせていただくことになりました。その経緯とコーヒーミルについてのお話をさせて頂きます。

ミルの重要性

ザライジングサンコーヒーを立ち上げて早2年目を迎えました。コーヒー業界に身を置くことで、幾つか自分自身、不思議に感じていることがあります。

その1つがミルの重要性です。皆さんはご自宅にコーヒーミルをお持ちですか?恥ずかしながら、自分も以前はスーパーなどですでに挽かれている粉を買い、それをコーヒーメーカーにセットして飲んでいました。コーヒーを豆で買うという概念が自分にはありませんでした。

本格的にコーヒーを始めた時に縁があり、オレゴン州のポートランドに行きました。そこで見た光景は、日本のものとは全く違うものでした。スーパーでは色々なロースタリーの豆が豆の状態で売られ、透明の箱に入れ、量り売りするお店もありました。隣には業務用のミルが設置され、必要ならば自分で挽いて帰れるというサービスもありました。日本のように豆が挽かれた状態で売られているということは一切ありませんでした。

粉の状態は劣化が早い?!

コーヒー豆は、焙煎することによって香りが生成されます。そして、香り成分は焙煎直後から炭酸ガスとともに抜けていきます。豆を1つの個体と考えると、豆の状態ではまだ空気に触れる面積が少ないため、香りも閉じ込められています。その個体を粉々にすることで空気に触れる表面積が増え、香り成分が、解き放たれます。よく挽きたてのコーヒーが美味しいというのは、豆の状態で保存しておくことによって、香りを保っているからなのです。逆に言えば、挽いてしまった時点で香りの抜けるスピードが何十倍にもなります。同じように、野菜や果物だってカットして販売されているものより、食べる直前にカットした方が鮮度良く頂けると思います。

ミルというものが、美味しいコーヒーを飲む上で必要不可欠ということをこの時に学びました。ただ、ミルと言っても電動や手動、大きさ、値段なども含め、何を買っていいのか迷うかと思います。もちろん、高いものは精度もいいので豆を均等に挽けますし、手でガリガリやらなくて済むので楽ですが、その分、場所もとりますし、手入れも大変です。

手動から電動へ

自分が最初に買ったミルは、このスマートGという手動タイプのミルでした。値段も手ごろでしたし、自宅でも使っていました。場所を取らないため、旅行やサーフィンなどにも携帯できて、どこでも簡単に挽きたてのコーヒーが飲める必需品でした。ただ、大変なのは人数が多い時など何度もガリガリやらなくてはいけない為、時間がかかってしまうのと手が疲れるということでした。しばらくは愛用していましたが、コーヒーを淹れる機会が増えた為、アウトドアシーンや旅先以外では電動ミルを使うようになっていました。

電動ミルをモバイルする

そんな時、HARIOから手動ミル用の電動スティックが発売されることを知りました。早速、手に入れて使ってみると非常に使い勝手がいいなと感じました。

まず、このミルは場所を取りません。狭いキッチンでも収納に困ることはありませんし、キャンプや旅行にも携帯できます。そして20g引くのに10秒かかりません。朝の忙しい時や、大人数にコーヒーを振る舞う時などは時間の節約になりますし、充電もUSBで出来るので海外などでも困りません。重量も軽く、見た目もカッコイイので多くの方の目を引きます。ぜひ、これからコーヒーを始めたいという方や、コーヒーは好きだけど自宅にミルがないという方にはお勧めしたいです。

一家に一台、ミルを

ザライジングサンコーヒーでは設立当時から『一家に一台、ミルを』という普及活動をやっています。せっかく美味しいコーヒー豆を作っても、それを淹れる環境が整っていなければ、すべて水の泡です。今回、業界最大手のHARIOさんからこのようなお話を頂き、微力ながらスペシャルティコーヒーの底上げとミルの普及に貢献できればと思い、参加させていただくことにしました。

多くの方がこのミルに興味を持っていただき、手にしてもらう機会が増えることを目標にプロモーション活動して行こうと思っていますので、今後も『スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー』共々、よろしくお願いします!

ザライジングサンコーヒー
坂口憲二

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テーマの著者 Anders Norén